ETCの利用法-PR-
ETC車載器の購入・セットアップ・取り付けを終え、ETCカードを作成したらいよいよ実際にETCを利用することになろうかと思います。初めてだと少しとまどう部分があるかもしれませんが、一度経験し、慣れてしまえばとても簡単です。
ETCカードをETC車載器に挿入して高速道路へ。入口・出口の料金所には減速して進入、無線通信の結果、問題がなければ料金所の開閉バーが開きますのでそのままゆっくり通過すればOKです。
ざっくり説明すればこんな感じですが、利用する上で注意しなければいけない点がいくつかあります。不注意が事故の原因になりますので、慣れるまでは手順に沿って慎重に利用されることをおすすめします。ETCならではの事故も起きているようですので、ご利用に際してはくれぐれも事故を起こすことのないようお気をつけ下さい。
出掛け前にETCカードを持っていることを確認
ETC車載器が搭載された車でもETCカードがなければETCを使えません。ETCが使えなければ、マイレージを貯めることもできませんし、各種割引も使えません。そうならないように、出掛け前にETCカードを持っていることをしっかり確認します。いざという時のために、二枚持っているのなら念のため二枚とも持って行くことをお勧めします。
ETCカードの利用可能残高と有効期限を確認する
出かけ前にETCカードの利用可能残高のチェックを忘れずに行って下さい。限度額が高く設定されており、常に余裕がある場合は別ですが、限度額が低めに設定されており、いつも限度額ギリギリまで利用しているような場合は、事前の確認をおすすめします。カード会社のウェブサービスにログインすれば簡単に確認できます。
利用可能残高が不足していた場合は、カード会社の窓口に電話して一時的に限度額を増やしてもらうなどして下さい。
なお、利用可能残高が僅かしかなく、高速料金がETCカードの利用可能残高を超えてしまうような場合でも料金所で停車させられることなく通過できるようになっていますが、限度額以上にETCカードを利用するのは規約に反しますので、そのようなことにならないよう事前に利用可能残高の確認をおすすめします。
それから、ETCカードの有効期限の確認も行って下さい。限度額をオーバーするようなケースでは、料金所で停車させられることはありませんが、期限切れのETCカードを利用している場合は、料金所の開閉バーが開かず、停車させられますのでご注意下さい。
ETCカードの有効期限は、カードの表面に表示されていますので簡単に確認できますし、また、音声案内機能付きのETC車載器をご利用の場合、期限切れの警告音を発してくれるものもあります。
ETCカードを車載器に挿入する
高速道路を利用することが予め決まっているなら、乗車の際にETCカードをETC車載器に挿入しておきます。運転中に挿入するのは、注意が散漫になり危険です。挿入後は、ETC車載器からのメッセージ等に気を配り、正常に挿入されたかを確認します。エラーに気づかないまま料金所に進入するのは大変危険です。上がると思っていた開閉バーが上がらず、慌ててしまって事故につながる危険性もあります。
ETCの表示があるレーンに進みます(料金所入り口)
高速道路その他有料道路の入り口では、ETC表示のあるレーンに進みます。路線変更する場合は後続車に注意します。料金所は、停車せずに通過できますが、万一のことを考えて減速(時速20km以下)して進みます。万が一、開閉バーが上がらなかった場合は、係員に対応してもらいます。ETCレーンがない場合は、通行券を受け取ります。
出口に近づいたら、ETC表示のあるレーンへ進みます
出口料金所でも入り口の場合と変わりません。速度を落として開閉バーが上がるのを確認して通過します。通過の際に料金が表示されますので必要なら確認して下さい。入り口料金所にETCレーンがなく、通行券をお持ちの場合は、一般レーンに入って停車し、通行券とETCカードを係り員に渡して精算してもらいます。
初めてETCを利用する時は少し緊張しますが、慣れてしまえばこれほど楽なものはありません。積極的にETCを利用してマイレージをじゃんじゃん貯めましょう。
最終更新日:2018年4月4日