ETCカード比較・即日発行特集

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ETCカードとは?-PR-

ETCを利用するのに欠かせないものは二つ。料金所設置のアンテナと無線通信をするのに必要な①ETC車載器と料金決済に必要な②ETCカード。ここでは、ETCカードについて詳しく解説したいと思います。

ETCシステムを使った高速料金の支払いに使うカードです

ETCシステムを利用した料金の支払いに欠かせないプラスチック製カードをETCカードと言います。形状的には、銀行のキャッシュカードや各種ポイントカードなどと似ており、ETC車載器に挿し込んで使用します。

カードに埋め込まれたICチップには決済に必要な各種情報が登録されており、料金所通過の際に、ETC車載器のアンテナを経由して料金所側に送られます。

ETCカードには二種類あります

ETCカードは大きく二つに分類されます。分離型と一体型。主流は分離型で一体型は以前は多少見られましたが、最近ではあまり見られなくなったように思います。

分離型ETCカード

分離型カード

分離型ETCカードは、ETCカードとしての機能のみを有するカードで、クレジットカード本体(親カード)とは別に発行されます。クレジットカードを持っていない場合は、メインとなるクレジットカード(親カード)の申込みと同時に、あるいはクレジットカード取得後に改めてETCカードの申込みをすることになります。

クレジットカードとETCカードを同時に申し込んだ場合、通常はクレジットカードが先に届き、ETCカードは後から届くようになっているため、ETCカードを手に入れるには相応の日数を要します。

ちなみに、人気カード『JCB CARD R』は、クレジットカードとETCカードが同じ封筒で送られてくるので、いち早くETCカードを手に入れたいという方に適しています。

一体型ETCカード

一体型ETCカード

一体型ETCカードは、ETCカードとクレジットカードが1枚になったカード。ETCカード機能に加えてショッピング機能やキャッシング機能が付いています。カード枚数を増やしたくない方に最適。財布やカードケースがスリムになりますし、カード管理のしやすさという点でメリットがあります。

ただ、セキュリティ面では微妙です。盗難被害に遭った場合、分離型ETCカードの場合は、高速道路で悪用されるにとどまりますが、一体型ETCカードの場合は、ショッピング機能やキャッシング機能もついているため不正使用の可能性が高くなります。

また、一体型ETCカードは年会費が掛かるケースが多いのが特徴的。分離型ETCカードの方が年会費無料カードが多く、選択肢が豊富です。

年会費や発行手数料が掛かるケースがあります

ETCカードを作るのに初期費用や維持コストは掛けたくないとお考えの方が多いと思いますが、中には年会費や発行手数料といった形で費用が掛かるものもありますので、申込前にしっかり確認することをおすすめします。クレジットカード本体は年会費無料でも、ETCカードの年会費が有料だったり、発行手数料が掛かるというケースは結構見られます。

ご利用分は後払いになります

即時払いの現金とは異なり、ETCカードによる支払いは後払いになります。親カードであるクレジットカードのご利用分と合わせて請求され、口座振替などで支払うことになります。

分離型ETCカードは買い物には使えません

分離型ETCカードは、クレジットカードの追加カードとして発行されますが、店頭での買い物やネット通販などの決済に使用することはできません。高速道路や有料道路の支払いが基本で、その他、社会実験が実施されている一部駐車場などでの支払いに使えるのみとなっています。

ETC2.0でも同じETCカードが使えます

2016年4月以降、本格始動したETC2.0サービスを利用するには、ETC2.0対応車載器が必要になりますが、ETCカードは、従来のものをそのまま利用することができます。従って、お手持ちのものがある場合は、新しく作る必要はありません。

ETCカードはカード会社で作れます

ETCカードはカード会社で発行してもらえます。具体的には、クレディセゾンや三井住友カード、ジェーシービーといった会社が有名です。パソコンやスマホからネット経由で申込ができます。パンフレットなどをもらってきて郵送で申込むこともできますが、ネットからの申込と比べてカード到着までにかなりの日数が余計に掛かってしまうケースが多いので、お急ぎの方はネットからの申込をおすすめします。なお、詳しいETCカードの作り方を知りたい方はこちらをご覧下さい。

ETCカードの申込には年齢制限があります

ETCカードはクレジットカードの追加カードとして位置づけられている(一体型ETCカードは異なりますが・・)ため、ETCカードを作成するには、その前提としてクレジットカードの作成が必要になります。

クレジットカードの申込には年齢制限があって、大概のカード会社では、『高校生を除く18歳以上』というのがカード申込の最低条件としているようですので、現役の高校生の方は、卒業まで待ってから申込するようにして下さい。※ゴールドカードなど、カードの種類によってはそれ以上の年齢であることを求められる場合もあります。

作成には審査があります

クレジットカード及びETCカードは、申し込みをすれば誰でも作れるという性質のものではありません。無職で収入がないだとか、ブラックリストに掲載されているといった場合など、カード審査に通過できない可能性があります。

カード会社の審査に不安な方はカード申込が先

ETC車載器の購入とETCカードの申込みは、どちらが先でも特に問題はありませんが、先にも述べたようにETCカードの作成にはカード会社の審査があります。申し込んだからと言って100%作れるものではありませんので、審査に不安のある人は、ETCカードを先に作ってから車載器を購入することをおすすめします。

有効期限切れのETCカードは使えません

当然と言えば当然のことですが、期限切れのETCカードは使用することができません。不注意で利用してしまった場合、入口料金所で開閉バーが開かずに停車させられてしまいます。その場合、開閉バーへの衝突や急ブレーキによる後続車両からの衝突リスクがあるなど大変危険です。

なお、有効期限が近付くとカード会社から新しい有効期限が設定されたETCカードが送られてくるため、期限切れのETCカードを使用してしまうということは通常考えられませんが、何等かの理由で更新拒否がなされた場合、ETCカードが送られてきませんので期限切れのETCカードを使用してしまう可能性もあります。くれぐれもご注意下さい。

ETCカードのデザインは地味なものが多い?

ETCカードは、ETC車載器に挿入して使うものであり、人目に触れる機会がほとんどありません。そのせいか、ETCカードのデザインには、比較的地味なものが多い傾向にあるようです。デザインも一種類か多くても二種類程度しか各社用意していないのが一般的のようです。

即日発行対応のETCカードは限られています

当サイトで紹介しているETCカードの一覧をご覧頂くと分かるように、即日発行サービスに対応しているETCカードは、ごく少ない(セゾンカードインターナショナルなどクレディセゾンの一部のカードのみが対応しています)のが現状です。

限度額を超えても使用できてしまいますが・・

一般的にクレジットカードは限度額までしか使用できませんし、仮に使用を試みたとしても、オーソリゼーション(信用照会)で拒否されてしまい、決済ができないのが普通です。しかし、ETCカードの場合は別で、限度額を超えてしまっても利用できてしまいます。

だからといって、限度額を超えて使用してよいということではありません。カード利用規約には、限度額の範囲内で使用するようにと書かれていますし、規約に反した使い方をすると強制解約などの処置がとられることも考えられますので、限度額以上の使用はおすすめできません。

ETCカードは最低2枚がおすすめ

利用可能残高がゼロになってしまったり、カードの変形やICチップの破損など、何等かのトラブル発生時に備えてETCカードは複数枚(最低2枚)は用意しておくことをおすすめします。ただ、ETCマイレージサービスのポイントは、複数カードで合算できないので、メインカードといざという時の予備カードとに分けて使用することをおすすめします。

最終更新日:2018年4月6日


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